新築されてからそれほど年数が経っていない物件を売りに出す場合、買い手側にどう思われるのか気になるのではないでしょうか。
この記事では、築浅の一戸建て住宅を売却する場合について、価格設定や早期売却するコツをご紹介いたします。
築浅一戸建て住宅の売却理由とは
築浅物件とは、新築されてから日が浅い物件のことを言います。
実は「築浅」には明確な定義はなく、多くの場合は新築から約5年、不動産会社によっては3年程度までの物件を指す場合もあるようです。
せっかく手に入れた一戸建て住宅を、新築から日が浅い状態で売却をするには、さまざまな理由があります。
たとえば、急な転勤や離婚などがきっかけになり、売却を決めることが多いようです。
しかしそれだけではなく、場合によってはご近所の騒音がひどいなどのマイナスな要因の場合もあります。
そのような場合でも、必ずその売却理由は買い手の方に伝え、納得のうえ購入していただくようにしましょう。
なぜならば、築浅とはいえ中古物件の売却には契約不適合責任が課せられるためです。
のちのトラブルを回避するためにも、必ず売却理由は伝えるようにしましょう。
築浅一戸建て住宅の価格変動について
一戸建て住宅は築年数とともに価格が下がる傾向にあり、築5年の一戸建ての場合で新築時の約8割程度の価値になると言われています。
またその後も年数の経過とともに価格は大きく下落し、築10年では約6割程度の価値になるケースが一般的です。
しかし上記は建物部分のみの話で、土地に関しては変わらずに売却できるため、売却価格全体で6割になるわけではないことを理解しておきましょう。
ちなみに、買い手の方に人気があるのは築5年までを目安とした築浅物件であり、その販売件数は増加傾向にあります。
それを考えても、築浅物件の間に売却を進めるのは良い選択のひとつと言えるでしょう。
築浅一戸建て住宅を早期売却するコツ
最後に築浅一戸建てをうまく売却するコツをご紹介します。
まずは一戸建て内で使用していた設備を残すかどうかを決めることです。
たとえばエアコンや照明器具などは、転居先に持っていかない場合は残しておくことで買い手にとってのメリットになることもあるためです。
これは買い手の方と話し合って、どうするべきかを決められると良いでしょう。
また売り出す価格は、ご自身が抱えている住宅ローンが完済できる価格を想定しましょう。
売却時には仲介手数料をはじめとした諸費用も必要になるため、その費用も含めた売却価格を設定する必要があります。
売却後は確定申告が必要になりますが、その際に節税できるよう、忘れずに特別控除の特例を受けるようにしましょう。
まとめ
築浅の一戸建て住宅の売却について、売却するためのコツや価格変動についてご紹介しました。
少しでも価値が高い間に売却することは、価格面でメリットはあると考えられます。
築浅物件の売却が必要になった場合でも、プラス思考で進められると良いでしょう。
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