所有していて売りたいと思っている土地や建物が、現在住んでいる土地から遠い地域にある場合、どうすれば良いのでしょうか。
販売活動や一連の手続きの進め方が分からない方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事では、遠方にある不動産を売却する方法を、売る際の流れや注意点とあわせてご紹介していきます。
不動産売却を所有者が遠方にいながらおこなう方法
売却を考えている土地や建物が、現在住んでいる土地から遠く離れた地域にあり、直接足を運べない場合でも次のような方法で売ることが可能です。
1つ目は持ち回り契約という方法で、不動産会社から買主に契約書の原本を送付、受け取った買主は署名と捺印をして手付金を振込み、契約書を売主に送ります。
契約書を受け取った売主は手付金の振込みを確認し、署名と捺印をした契約書を不動産会社か買主に返送することで契約成立となります。
2つ目は代理契約という方法になり、売却したい不動産の所在地近くに住む親戚や知人がいる場合、本人に代わって契約書に署名と捺印をおこなってもらうように依頼することが可能です。
3つ目として、司法書士に依頼し代理人として一連の契約手続きをしてもらう方法があり、費用がかかりますが安心してまかせられます。
不動産の売却を遠方にいながらおこなう際の流れ
所有者である人物が遠方にいながら現地に足を運ばずに土地や建物の売却をする際の流れをご紹介します。
まず、不動産会社に物件の査定を依頼して媒介契約を結び、売却活動を始めます。
買主が見つかったものの、売主が現地へ出向いて契約を結ぶことが難しい場合は、契約書を郵送してもらい契約をすることが可能です。
売買契約の締結が済んだら、決済と物件引き渡しとなりますが、このときには売主が立ち会うようにすると間違いがありません。
どうしても立ち会いが難しい場合には、配偶者や親戚、司法書士などに代理人になってもらいます。
不動産売却を遠方から足を運ばずにおこなう際の注意点
遠方に住んでいてどうしても不動産売却のために現地に行くことができない場合の注意点は次のとおりです。
現地に出向く回数を最小限に抑えるためにも、売却までどれくらいの時間がかかるのか、足を運ぶタイミングはいつかなど、スケジュールを把握して段取りよく進めていくことが大切です。
また、電話やオンラインの打ち合わせだけでは信頼を築けないと感じた場合には、現地に足を運んで対面で話をすることをおすすめします。
まとめ
遠方に所有している不動産を売る場合、何回も足を運ぶことが難しければ持ち回り契約や代理人に立ち会ってもらうことで、売買契約を結ぶことが可能です。
忙しくて頻繁に足を運べないとしても、決済と引き渡しの際にはできるだけ売主が現地に行って対面で手続きをおこなうほうが安心です。
私たちえびす家株式会社は主に不動産売却に関して興味がある方に不動産売買のサポートをおこなっております。
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