これから一戸建ての売却を検討している方は、できるだけ高く売りたいと考える方が多いでしょう。
どのくらいで売れるのかを知るには、査定を依頼する必要があります。
不動産会社から提示される査定額について納得できるよう、本記事では査定方法や高く売れやすい建物についてご紹介しています。
建物査定における原価法をご紹介!
不動産査定額の算出方法には、取引事例比較法、原価法、収益還元法の3種類があります。
建物の価値を評価する際に使用するのが、原価法です。
現在建築されている家を解体し、同じ建物を建て直した場合いくらになるのか計算します。
しかし現在建っている家は築年数が経過しており、劣化していると考えるため、劣化分の費用を仮で計算し、建て直し費用から差し引く減価修正というものをおこないます。
再調達価格は、同じ家を建てる際にかかる費用で、不動産でよく使用される計算方法です。
計算方法は、再調達価格×延床面積×残存年数(耐用年数-築年数)÷耐用年数です。
金融機関が評価するものに、担保評価があります。
担保である不動産に一定比率を掛けて、融資の上限額を決めるときに使います。
長期優良住宅が高く売れる理由について解説
同じ一戸建てでも、リフォームや改良工事を実施することで耐震性や省エネ性、耐久性などの性能を高めた住宅は長期優良住宅に認定され、高く売れやすい傾向にあります。
住宅評価制度を準用したもので、耐震等級2以上が必要です。
所得税の住宅ローン控除の上限額が引き上げられたり、固定資産税の優遇措置が受けられたりします。
一戸建てと区分所有建物とでは、内容が異なるため注意が必要です。
長期優良住宅とは別に性能評価制度がありますが、耐震等級は最高等級である3を取得しています。
取得した等級によって地震保険の割引や、住宅ローンの金利優遇を受けることが可能です。
中古戸建を高く売るタイミングはいつ?
中古戸建ては築20年で価値がなくなるため、いつ売るかが重要です。
できるだけ早い段階で売却するほど、高い金額で売れやすくなります。
とくに築10年から建物価格が下落するため、売ろうか悩んだ場合はすぐに行動に移すのがおすすめです。
また購入時よりも高く売れるなどして利益が出た場合は、譲渡所得税を納める必要があります。
所有期間が長いとかかる税率の負担が減るのが特徴で、5年以下が短期譲渡所得として税率39.63%、5年超で長期譲渡所得として税率20.3145%です。
居住用不動産の所有期間が10年を超えているときは、さらに軽減され14.21%になります。
まとめ
今回は一戸建ての売却を検討している方に向けて、建物の査定方法や売れやすい住宅、いつ売るか時期についてご紹介しました。
築20年を超えると建物の価値がなくなってしまうため、売却を検討したらできるだけ早く売ることをおすすめします。
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