使っていない土地を所有している方がおこなう土地活用の方法として、シェアハウス経営を選ぶ方も増えています。
そもそもシェアハウスとはどのようなもので、運営するメリット・デメリットは何でしょうか。
シェアハウス経営をはじめるために必要な費用相場にも触れながら解説します。
土地活用におけるシェアハウス経営とは
シェアハウスとは、ひとつの住宅を複数人の住人がシェアして住む賃貸物件のことです。
入居者1人ずつと賃貸借契約を結ぶことがシェアハウスの特徴で、この点が代表者1人と賃貸借契約を結ぶルームシェアと異なります。
シェアハウスにはキッチンや風呂、トイレなどを入居者が共同で使う設備として設け、さらに入居者ごとの居室を設置するのがシェアハウスの基本です。
2021年度の市場調査によると、シェアハウスの物件数は全国で5,057件にとどまる一方、北海道や九州といった地方都市でも需要が高まっています。
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土地活用としてシェアハウス経営をはじめるメリット・デメリット
土地活用としてシェアハウス経営をおこなえば、複数人の賃料を見込めるため、収益性が高まるのがメリットです。
劣化しやすい水回りを1か所に抑えられるため、通常のアパート・マンション経営と比べて修繕費を節約しやすいのもメリットでしょう。
一方でデメリットとなるのは、入居者同士のトラブルが発生する確率が上がることです。
多くの方がひとつ屋根の下で共同生活をするシェアハウスでは、騒音など些細なことが原因でケンカに発展するケースも多く、オーナーが仲裁役に回るのも珍しくありません。
また、既存物件をシェアハウスに改築するのは構造上の問題で難しい場合が多く、新築する場合は多額の初期投資が必要です。
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土地活用でシェアハウス経営をするのに必要な費用
シェアハウスを経営する際にかかる費用は「初期費用」と「維持費用」の2種類に分かれます。
まず初期費用は物件の購入費用やリノベーション費用、家具・家電の購入費用がかかります。
使っていない土地にシェアハウスを建築する場合は、しっかりとコンセプトを決めてから建築することが大切です。
維持費用には固定資産税・都市計画税といった税金のほか、不動産管理会社への委託費、修繕費、空室が生じた際の宣伝費などがかかります。
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まとめ
土地活用の手法として用いられるシェアハウス経営は、「収益性が高い」「修繕費を節約できる」などがメリットです。
シェアハウスは都心だけでなく地方都市でも需要を高めているため、経営を検討する価値はあるでしょう。
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