「所有物件がお墓に近いため売れるかどうか心配…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
たしかにお墓に近い物件を嫌がる方は多いですが、お墓が近いことがかえってメリットになることも事実です。
そこで今回は、お墓が近い不動産は売却可能なのか、売却時の注意点を解説します。
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お墓に近い不動産の資産価値とは？売却価格への影響
お墓に近い不動産が売れにくい理由として、人によってはお墓が「嫌悪施設」となる可能性がある点があります。
嫌悪施設には心理的瑕疵、騒音や悪臭が生じているもの、治安に不安要素があるものなどがあり、その種類はさまざまです。
お墓はこのうちの心理的瑕疵、つまり「直接の害はないが悪いイメージを持つ人もいるもの」に当てはまります。
そのため、査定結果に影響を及ぼしたり、値下げ交渉されたりする可能性がある点は留意しておく必要があります。
また、不動産の売主には重要事項に対する告知義務があり、周辺に嫌悪施設がある場合は購入希望者に伝えなければなりません。
売却後のトラブルを避けるためには、売却価格が下がる可能性があるとしてもお墓について説明しておくほうが良いです。
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お墓に近い不動産のメリット・デメリット
お墓に近い不動産は、心理的な要素以外にも、お盆の時期の喧噪や路上駐車トラブルなどのデメリットが生じる可能性もあります。
また、平常時もお供え目当ての猫やカラスが増える、夜は暗く人通りがなくなるなどの点を気にする方もいるでしょう。
一方で、お墓に近い物件はマイナス面ばかりではなくメリットもあります。
墓地は地盤が安定している場所に作られているケースが多いです。
そのため、周辺の土地も地盤が良いと考えられます。
大規模な地震の発生が懸念されやすい日本では、やはり耐震性を気にする買主も多く、そのような方にアピールできることは強みといえます。
さらに、墓地がなくなって他の新しい建物が建つことはめったにありません。
新しい施設が建って突然日当たりが悪くなったり、治安が悪くなったりなどの住環境の変化が起こりにくい点もメリットです。
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お墓に近い不動産を売却するときの注意点
お墓に近い不動産は売却時に告知義務がありますが、実際に告知をおこなうのは不動産会社であるのが一般的です。
上記で解説したとおり、お墓が近いことにはデメリットだけでなくメリットもあります。
メリットも含めつつ、上手に説明してくれる不動産会社に依頼できれば、売却もスムーズにできるはずです。
また、お墓に近い不動産は他の物件に比べ売却価格が下がりやすいのも事実です。
値下げ交渉をかたくなに断ってしまうと、せっかくの売却機会を逃してしまう可能性もあります。
売却価格が低くなる可能性はあらかじめ承知したうえで売却活動を始めるのも、大切なポイントです。
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まとめ
お墓は人によって嫌悪施設にあたる場合があり、お墓に近い物件は売却時に告知義務があります。
お墓に近い不動産はデメリットもある一方で、地盤が安定しており、住環境が変化しにくいメリットもあります。
売却時には値下げも検討しつつ、良い面をアピールしてくれる不動産会社に委ねるのがおすすめです。
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不動産の売買で気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
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えびす家株式会社 メディア担当
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