売り出し価格の見直しや不動産会社を仲介した広告、物件のリフォームなどは不動産を効率的に売却するために大切なテクニックです。
そして近年、物件に大規模に手を加えることなく、家を魅力的に見せる新しい手法「ホームステージング」が広まっています。
ホームステージングにはどんなメリットがあるのか、費用はどれぐらいなのかを確認していきましょう。
家の売却で活用したい!ホームステージングとは
ホームステージングとは、売却中の物件内を家具や照明でコーディネートし、モデルルームのような空間を演出することです。
ホームステージングは、日本よりも中古物件の売買が盛んなアメリカで、1970年代に始まりました。
2010年頃から日本にもこの文化が輸入され、現在大きな注目を集めています。
室内に家具を設置すると、買い手は空室の状態に比べて生活の様子をより明確に想像することが可能です。
また、照明や家具の色合いにこだわることで室内に温かい印象を与え、物件をより魅力的に見せられます。
家の売却で活用したい!ホームステージングを用いるメリット
ホームステージングを活用するメリットは、室内を魅力的に演出し、買い手に良い印象を与えることです。
室内写真から受けるイメージや内覧の第一印象は、買い手の購入意欲に大きく影響します。
そのため、ホームステージングをおこなうことで買い手の興味を引きやすくなり、スムーズに売却を進めることが可能です。
ホームステージングにより、買い手が住みたいと思えるような物件が演出できれば、売却価格の向上や販売期間の短縮も実現できるでしょう。
また、予算帯を広く選べる点もホームステージングのメリットです。
詳細は次に解説しますが、自身でおこなうホームステージングは費用が安く抑えられます。
家の売却で活用したい!ホームステージングにかかる費用
ホームステージングにかかる費用の相場は、居住した状態でおこなうか、空き家にしてからおこなうかで異なってきます。
居住しながらのホームステージングは、家にある家具や小物が活用できるため、費用相場は数千円から数万円と低めです。
写真撮影のために荷物を整理する程度のより簡易的なものであれば、さらに費用は抑えられるでしょう。
一方、居住しながらの場合でも、家具をレンタルしたり専門家にアドバイスを依頼したりすると、費用は高くなります。
空き家にしてからホームステージングをおこなう場合は、家具のレンタルが必要になるため、相場は15万円から30万円とやや高額です。
コーディネートや家具選び、撮影を業者に依頼すれば、ホームステージングのクオリティが上がる一方で、費用はさらに高くなります。
プロが建物をフルコーディネートする大規模なホームステージングの場合は、100万円から200万円程度の費用を想定しておくと良いでしょう。
まとめ
物件の写真をインターネットで気軽に見られるようになった昨今、ホームステージングによる第一印象の向上は、より重要になっています。
コーディネートの規模や予算帯から適切な方法を選び、不動産売却に活用してください。
私たちえびす家株式会社は主に不動産売却に関して興味がある方に不動産売買のサポートをおこなっております。
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